第14回PAH勉強会
日 程 | 平成18年4月24日(月) 16時〜18時半 |
開催場所 | 自然科学研究科2階205講義室 |
話題提供 | 今回は,大気の化学物質動態モデルについて,地球環境フロンティア研究センターの山地一代さんに発表いただきます。山地さんは,九州大学応用力学研究所,鵜野伊津志先生のグループにおいて,経済学分野と連携して作成された様々な化学物質の排出量のインベントリーをもとに,東アジア地域での化学物質の動態・将来予測を行っておられます。今回,特にオゾンに関する研究成果について発表いただきますが,排出インベントリー,広域での化学物質動態解析モデルは,PAHの動態解析にも応用できると考えられます。今回の勉強会は,山地さんのご講演で,我々COEメンバーが大気化学物質広域動態モデルについて学ぶとともに,鳥羽さんにPAHの人体への影響について講演いただき,今一度「何故PAHをモニタリングするのか」考え,唐さん,楊さんの発表で,現在得られている,東アジアの大気中のPAHに関するデータを概観し,PAHの広域モデルについて議論をしたいと考えております。 講演: 1.「東アジアにおける対流圏オゾンの時空間変動に関するモデル研究−大気化学物 質広域動態モデリングと排出インベントリーについて−」 (独)海洋研究開発機構地球環境フロンティア研究センター 山地 一代 氏 2.「PAHおよびNPAHの健康影響と曝露評価」 金沢大学自然科学研究科(薬学系) 鳥羽 陽 氏 3.「環日本海域におけるPAHのモニタリング」 金沢大学自然科学研究科(薬学系) 楊 小陽 氏, 唐 寧 氏 |
幹 事 | 金沢大学自然科学研究科・助教授 川西 琢也 |