金沢大学21世紀COEプログラム『環日本海域の環境変動と長期・短期変動予測』

 事業推進担当者

微化石群集にもとづく日本海の環境変遷史

教 授  加 藤  道 雄

自然科学研究科 環境科学専攻
環境動態講座
[ mickato@kenroku.kanazawa-u.ac.jp ]


 日本海は約2,000万年前に形成され,その後様々な海洋環境の変化を経験して現在の姿になっています。日本海の長い歴史の中では,熱帯?亜熱帯の海になったことや底生生物が死滅するような「死の海」になったことがあります.この様な海洋環境の変化は,海底堆積物岩相変化や化石群集の変化として記録されています。

 私たちは日本海沿岸各地に分布する地層や,それに含まれる有孔虫・介形類などの微化石群集にもとづいて,過去約200万年間の日本海の海洋環境変遷史を明らかにする研究を続けてきています。さらに,過去の日本海の様子を復元するために,現在の日本海に棲息している微小生物群集の深度分布や地理的分布の特徴を明らかする研究も続けています。

 現在の日本海の水深約200mより浅い海底に棲息する群集は対馬暖流の影響を強く受けていることから,日本海の南に広がる,東シナ海における微小生物群集の深度分布や地理的分布に関する調査・研究を開始しています。





















































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