センターについて
センター概要
「環日本海域環境研究センター(旧自然計測応用研究センター)」は、環境放射能動態を主要テーマとする我が国唯一大学の研究施設である”理学部附属低レベル放射能実験施設”、電磁場の人体影響評価の研究等でユニークな磁気応用研究を展開してきた”工学部附属電磁場制御実験施設”、多様性に富む生物環境を有する能登半島に位置し、研究・教育に実績をあげてきた”理学部附属臨海実験所”、植物学、生態学、遺伝資源保存活動、角間キャンパス内の「里山ゾーン」において研究・教育に成果をあげてきた”理学部附属植物園”の4施設を廃止、転換し、自然計測及び応用に関する研究で業績のある理学部および工学部教官を新たに加えて学内共同教育研究施設として設立された。
2007年4月に、関連研究組織(日本海域研究所)と統合し、21世紀COEプログラム「環日本海域の環境変動と長期・短期の環境変動予測」の展開を担う研究機関として現在の名称に改称した。
さらに、2015年4月に、環日本海域が直面する危急の環境問題を解決し、持続可能な世界の将来環境を創成する研究機関とするために、組織改革を行った。
センター沿革
- 1949年5月理学部附属植物園設立(丸の内キャンパス.1995年3月迄)
- 1958年4月理学部附属能登臨海実験所設立(1993年3月迄)
- 1967年7月日本海域研究所設立(2007年3月迄)
- 1975年4月理学部附属低レベル放射能実験施設設立(2002年3月迄)
- 1982年4月工学部附属電気エネルギー変換実験施設設立(1992年3月迄)
- 1992年4月工学部附属電磁場制御実験施設設立(2002年3月迄)
- 1993年4月理学部附属臨海実験施設に名称変更(2002年3月迄)
- 1995年6月理学部附属植物園を角間キャンパスに移設
- 2002年4月金沢大学自然計測応用研究センター設立(2007年3月迄)
- 2007年4月金沢大学環日本海域環境研究センター設立(3領域8部門)
- 2012年7月 臨海実験施設が文部科学省教育関連共同利用拠点に認定
- 2015年4月 3領域8部門を2部門4領域に改組
- 2016年4月文部科学省共同利用・共同研究拠点に認定