石川高専での係留気球観測の日程と見学について


以下の日程で、石川高専での気球観測を行います。
参加できる方は一緒にご協力をお願いたします。なお、見学も歓迎します。

観測の狙い:

接地境界層内の大気を主な対象として、エアロゾル・黄砂のサンプリングなどを行います。接地層内とはいえ、さまざまな要因によって自由対流圏の空気の混入が生じているはずでしかも海の影響をどのように受けているかを見つつ粒子の分析を行い、その結果を気球観測の結果と総合することでより深い理解を得ることが出来ます。

ヨーロッパでは、「接地境界層内での大気物質の長距離輸送」が盛んに研究されており、比較的高度の低い大気領域においても、大気条件さえ整えば長距離輸送するとする研究結果も出されております。


日程:
5/4: 観測
5/5: 5/4の予備日 
5/6: 観測
5/7: 観測
5/8: 5/6,7の予備日

それぞれの実施日の行程は
10:00 〜 高専に集合・観測準備
12:00〜 気球を上げる(雨天・強風時中止)
17:00 終了

気球は1日に4-5回上げ下げします。





見学希望の方、又は観測についての問い合わせにつきましては、以下の2名が窓口と
なっております。

洪天祥(Hong, Chun-Sang)(岩坂研究室)
076-264-6534(内線:6534)、hcs103@t.kanazawa-u.ac.jp

山田丸(早川研究室)
076-234-4458(内線:4458)、maromu@p.kanazawa-u.ac.jp

なお、見学希望者は各観測日の前日までにご連絡ください。
COE事業推進担当の先生方には、学生への宣伝をお願いいたします。


気球観測実施担当者 21世紀COE研究員 山田丸